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草間彌生 「永遠の永遠の永遠」
昔の作品も見れると思っていたので、見れなくて残念でした。

数年前に雑誌penの草間彌生特集を見て、過去の作品、特に2次元のものに衝撃を受け、
すごいこの人…と思ったので、それらが見れたらいいなと思っていたのですが、
比較的最近の作品(ここ10年くらい?)だけでした。

好みではない作品の数々…でも好き嫌いじゃない圧力を感じる。
「魂の灯」はよかった。

やっぱりざくっとでも何十年間かの流れを通してみたかったなあ。

といっても、過去に何度も展示会はあっただろうに、行ってない私が悪いのだけど。


最初に展示されている彼女の言葉が全てを物語っている。


(前略)
花咲ける今の心は孤独に打ちのめされても
わたしは芸術の盾を持って
もっともっと人間としてのぼりつめていきたい
宇宙の果ての果てまで、心の高揚にすがりついて
生きて生きていきたいと祈る



これほどまでにシンプルで分かりやすい、まっすぐな言葉もそうないというほどに、
直球の、強く美しい心。

何事においても「なんのために」かを自らが知り、自らが制し、自らが願うことのできる、
そういう人間の強さを見せつけられた展示でした。
by shizuka-irutokoro | 2012-03-13 15:26 | 展示会 | Trackback | Comments(0)


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