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お正月考えたことなど
それにしてもよくしゃべったお正月でした。
しゃべるとまたいろいろ分かることも多くて普段よりも頭使ったような気がします。
やっぱり正月は仕事に行かなくていいだけで、休みではないよなーと今年も思ったお正月。

それでもいろいろ思い返してみると楽しいことはいっぱいあって、
いつも行く親戚のおうちでは総勢17人によるウノが大白熱、その後ビンゴ大会まであって大忙し、めっちゃくちゃおもしろかったけど、へとへとになり、帰り道で寄ったスーパー銭湯に癒された。
唯一会えた友達とのランチも話がつきることがなくてとてもおもしろかった。
実家の母と妹ともかなりしゃべった。

いろいろなディスカスの中で、心に刻んだ母の名言は「大事な思い出も、人に話したとたんになぜかぺらぺらと薄っぺらになる」というもの。
ほんとそうだよなーとしみじみ。
最近は、大切なことをそっと胸にしまう、みたいな習慣薄れまくってるような世の中だけど、でもたぶん一見みんな全部言ってそうで、実は本当に素敵なことは人に言わずにそっと胸にしまっているんじゃないかなと思う。というかそうするべきだよね。
それに気付かず、なんでも人にぺらぺらしゃべったり見せたりすると、自分自身がそれらを薄っぺらに摩耗してしまって、でも自覚がないからなぜか軽い思い出箱を抱えて不安になって自転車操業の思い出探しの旅に出ずっぱり、とういう人も結構いそうだな。
箱は開けておくものじゃなくて、閉めておくものなんだろうきっと。などと思ったり。

あと、日頃から住む地域とか、働く会社の雰囲気とかがどれほど人に影響を与えるか、みたいなことに意識的だったのだけど、一番大きいところを忘れていたことに気付いた。
一緒に住む人。
地域より会社より毎日同じ屋根の下で暮らす人がどれほど人格形成に日々影響を与えているのかということを、当たり前のことなんだけど、今まであまり実感したことがなくて、でもジプシーのようにいろんな屋根の下で寝てみたら、それがすごく分かっておもしろかった。

それから。
それは逃げなんじゃない?みたいな言葉ドラマなんかではよく聞くけど、逃げることがどれだけ楽なことか。それもなんだかこの年になってみて実感してしまう。
大人になればなるほど逃げる道は一つと言わず四方八方にいつでもどうぞとばかり広がっている。
それはもう一見すると選択肢の一つであって逃げ道ではないよという様子で、堂々と。
こうすることが逃げだというロジックは存在していなくて、ただあるのはどの道がどこに続いているかというシンプルな事実だけ。
どこに行きたいのか、しんどいけど、いつもいつも考え続けないといけないってことなんでしょう。どこでもいいよ別にって言いたいけど、ほんとはどこでもいいわけじゃないしね。


さてそんなこんなで昨日1月6日はお休みで、早起きして細かい雑務をこなしたのち、粕汁とほうれん草の卵焼きとこんにゃくのきんぴらを作っておいて、私は友人と新年会。
最近見つけた近所の幻の居酒屋。
何が幻かというと、料理がおいしくて優しいおとうさんが材料さえあればなんでも作ってくれるのだけど、このご時世にインターネットでただの一件もそのお店の名前がヒットしないという奇跡。
本日も銀ムツ味噌焼きをいただく。あとひらめのおつくり、あさりの酒蒸し。
そしてここでお隣のおじさま二人とまたもやおしゃべりで盛り上がる。
おじさまの一人は、関西ローカルテレビでおなじみの某調理師学校の先生でした。
ズバズバと切るような会話に私も友人もグサグサきながらも、なかなか有意義で楽しい時間でした。あーおもしろかった。

そんなかんじでざわざわ頭が忙しい年明け。
本日7日は家の雑務をしながらさきほど魔女の宅急便を見て涙腺ゆるゆる、そして今は角煮をことこと炊いています。
今日こそ圧力鍋デビューしてやろうと思ったのに、説明書読んでいるうちになんだかどんどんめんどくさくなってしまい、いつもどおりビタクラフトで長時間煮てしまっています。エコじゃない。。ああ圧力鍋・・2014年前半までに使いこなせるようになりたいです。










by shizuka-irutokoro | 2014-01-07 15:32 | 日々 | Trackback | Comments(0)


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