国立国際美術館で見てきました。
おもしろかった。
何十年もの軌跡なので、ピュアなところからどんどん世界が広がり、時に不穏な空気があり、実験的な時期もあり、そして一周回って戻ってきたような最近の作品まで、
ぐるりと体感できた感じがあって、楽しかった。
そしてそれはいいのだけど、一つすごく気になったことがあって、それが絵の横に書いてある解説のような文章、それがものすんごく分かりにくかったのだ。
私は常々あれを書いている人の文章力には感動していて、キュレーターなのか、研究者なのか分からないけど、分かりやすくかつ叙情的に書かれた解説を楽しく読んでいるのだけど、
今回のはほんっとに読みにくかった。
どの解説にも素人が知らないような言葉や表現が出てきて、解説する気あんのか、と言いたくなる仕上がり。
あれはダメだと思う。
せっかく今まで知らない画家に出会えるチャンス、もっと的確に楽しめる情報を伝えてほしい。
最後に見た10分程度のドキュメンタリー映像は分かりやすくてよかった。