読んだ本
川上弘美「ぼくの死体をよろしくたのむ」
江國香織「なかなか暮れない夏の夕暮れ」

好きな作家の新刊を読めるのは嬉しい。
もったいないと思っているのにすぐ読んでしまう。
どちらもおもしろかった。

川上弘美の今回の作品の中には雑誌「つるとはな」に掲載されたものもあるということで、
ちょっと大人っぽいものも多く、年齢についての話もいくつかあった。
特に精神年齢と同じ外見になるという話はとてもおもしろかった。
川上弘美の短編はいつだって最高。

江國香織の甘美で贅沢な世界はいつも変わらず。
今でも自分が、当時何か分からなかった「ディルが少し入っているの」と梨香がいいながら作ったサンドイッチに思いを馳せて
きゅうりとサワークリームのサンドイッチを作ったりしてしまうのだから、
どうかこれからも、私の知らない何か素敵なものを描いてうっとりさせてほしいと思う。

ちなみにこの時私はディルを絶対にお酒だ、と思ったのだけど、どっこいハーブでしたね。

「落下する夕方」と「なかなか暮れない夏の夕暮れ」って少し雰囲気が似ているタイトルだ。



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by shizuka-irutokoro | 2017-07-31 09:43 | | Trackback | Comments(0)
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