村上春樹2冊
最近読んだ本。
村上春樹2冊。

「女のいない男たち」
いつもハルキストの親友が新刊出る度に貸してくれるのでありがたいことです。
とてもおもしろかった!!
私も大人になったよね、ふっ・・というかんじです。
意味深なタイトルだけど、要は「女に傷つけられた男たち」の話。
人はみな傷つけ、傷つけられて生きているのだあとまあ今更ながらしみじみ。

それにしても、ちょっと村上春樹に詳しい人が読んだらすぐ分かるような、明らかに春樹そのもののような登場人物が出てきていたりしていたのは、洒落なのだろうか・・いや洒落って言い方は変だけど、なんというか春樹ってツンデレなところがある・・と個人的には思いました。


「スプートニクの恋人」
再読だったのだけど、全く内容覚えておらず。
そして二回目の今回、ズンっとハマった。何かが噛み合ったよう。
私にとってのいい小説は、読み終わっても2、3日その世界から抜けられないような、ふとした瞬間にその世界に戻ってしまうような小説。

今回の「スプートニクの恋人」はまさにそれだった。
いろいろなタイミングが合ったのかもしれないけど、私は読んでいる間中ずっと、しんと静かな宇宙を一人ぐるっとまわる衛星のような気持ちになった。
このタイトルも秀逸だなあと思う。
まあだいたい村上春樹の小説っていつも、普通におもしろいし、書きたいことも大枠はまあ分かるよ、分かる分かる、というかんじなのだけど、どこか他人事に感じるところもあって、
でもなんだかこのスプートニクはすきっとしててクールだからこそ、妙に心に響いたのでした。
書き出しもいいよねー
いやーかなり好きな一冊になったなー。





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by shizuka-irutokoro | 2014-08-30 18:40 | | Trackback | Comments(0)
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