「イミテーションゲーム」「エイプリルフールズ」
さて、大阪滞在中に見た映画二本。
まず「イミテーション・ゲーム」

これ、本当に見てよかった映画。
近年映画界も進化すべくいろいろ趣向を凝らした映画がでてきて、それはそれでハッとさせられたり楽しかったりでいいのですが、しかし本来の映画の普遍なるおもしろさとはなんたるかということを思い出させてくれるような、しっかりと噛みごたえのあるいい映画でした。

やっぱり見ればその脚本が作られるまでにどれくらいの年月構想が練られたかというのはどうしても分かってしまうもの。
「イミテーション・ゲーム」はしっかり長期的に構想を練られて作られたのだろうなと想像できました。

内容としては、実話に基づいた伝記に近い話。
その主人公は天才数学者アラン・チューリング。
そのチューリングが第二次世界大戦中に解読不可能と言われていたドイツの暗号機「エニグマ」を解読するに至るまで・・が映画では主に描かれているのですが、
解読にまつわる難しい理論云々を敢えて省くことで、チューリングの人間性にスポットが当たるようにきちんと整理整頓され、最低限必要なフィクションも入れることで無知な私たちでも飽きないストーリーに仕上がっていた。

さてなぜに私がこんなに「フィクションも入れることで」なんて、どこからどこまでが事実が知っているかというと、
映画がおもしろすぎて見終わった後数日間はチューリングについて調べまくっていたから 笑
おかげで私は今チューリングについての一般的な知識はそこそこあります。

こうやって物を知れるのも付加価値的にありがたいですな。
さてこのすんばらしい脚本をさらに良いものにしていたのが俳優たちの演技。
特に主役の演技は本当にこの映画のベースの空気感を完全にうまく作っていて、素晴らしかった。

いやはや、大変おもしろく意義深い映画でありました。


そしてその翌日「エイプリルフールズ」。
見た順番も悪かったかもしれない・・いやそれにしても・・!
もうちょっとちゃんと考えよ!時間かけて構想ねろ!!いや、わかる、忙しいのにフジテレビに無理承知で頼まれたんだよね、わかる、わかるけどこれでいいのか古沢さんー!!と言いたくなる映画でした。

まさに「イミテーションゲーム」と逆で、とにかく時間がなかったのかなと(これでも肯定的に)思わざるを得ない脚本。
リーガルハイのファンだったので残念。「キサラギ」も好きだったし。

一つだけよかったのは、菜々緒が意外といい演技するってことを知れたことかなー。
とりあえず今結構おもしろそうな映画いっぱいやっているので、迷われた場合は「エイプリルフールズ」は選択肢からはずしていいかなと思います!




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by shizuka-irutokoro | 2015-04-11 11:35 | 映画 | Trackback | Comments(0)
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